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悒鬱
ふりがな文庫
“悒鬱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆううつ
75.8%
いふうつ
6.1%
むさくる
6.1%
いぶせ
3.0%
うっとう
3.0%
さぶ
3.0%
じじむさ
3.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆううつ
(逆引き)
葉子はなんという事なく
悒鬱
(
ゆううつ
)
になって古藤の手紙を巻きおさめもせず
膝
(
ひざ
)
の上に置いたまま目をすえて、じっと考えるともなく考えた。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
悒鬱(ゆううつ)の例文をもっと
(25作品)
見る
いふうつ
(逆引き)
その時私は彼の顔にちらりと
悒鬱
(
いふうつ
)
な色が漲つたやうに思つた。おんつぁんが危険な色だといつたのはあれだなと思つた。
骨
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
悒鬱(いふうつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
むさくる
(逆引き)
その頃の
悒鬱
(
むさくる
)
しい家や庭がすつかり潰されて、新らしい家が幾つも軒を並べてゐた。昔しの面影はどこにも忍ばれなかつた。
和解
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
悒鬱(むさくる)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
いぶせ
(逆引き)
室
(
むろ
)
の
内
(
うち
)
暑く
悒鬱
(
いぶせ
)
く、またさらに
嬰児
(
みどりご
)
笑ふ。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
悒鬱(いぶせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うっとう
(逆引き)
手狭な
悒鬱
(
うっとう
)
しい彼の六畳の書斎にはとてもそぐわない
雰囲気
(
ふんいき
)
であった。彼らは遠くからわざわざ長い小説の原稿をもって彼を訪ねて来たのであった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
悒鬱(うっとう)の例文をもっと
(1作品)
見る
さぶ
(逆引き)
高行くはひたすら
悒鬱
(
さぶ
)
しまかがやき横たふ雲の眼を
塞
(
ふた
)
ぎつつ
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
悒鬱(さぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
じじむさ
(逆引き)
庸三は
悒鬱
(
じじむさ
)
い自分の恋愛とは違って、彼らの恋愛をすばらしく
絢爛
(
けんらん
)
たるものに評価し、ひそかに
憧憬
(
しょうけい
)
を寄せていたのだったが、合理的な清川のやり口の手堅さを知ることができたと同時に
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
悒鬱(じじむさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
悒
漢検1級
部首:⼼
10画
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
“悒鬱”の関連語
憂鬱
陰鬱
“悒”で始まる語句
悒
悒々
悒欝
悒悒
悒然
検索の候補
急性悒鬱症
鬱悒
“悒鬱”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
有島武郎
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蘭郁二郎
正岡容
北原白秋
海野十三
室生犀星
菊池寛
坂口安吾