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汚穢
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むさくる
ふりがな文庫
“
汚穢
(
むさくる
)” の例文
『爪垢を少しためて。——だが、
汚穢
(
むさくる
)
しくなってはいけない。隔日位に、お湯に入って皮膚を清潔な健康色に磨くのがよろしいでしょう。』
浪漫趣味者として:―― Ibi omnis effusus labor ! ――
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
しかもこんな
汚穢
(
むさくる
)
しい町の小さな犬屋のオヤジにもかかわらず、私たちの運転手がいくら案内を請うても返事ばかりで、おそらく十五、六分ばかりも待たされたであろうか。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
妻はそのうっとりと
潤
(
うる
)
み、時にぎらぎらと熱情的にまた憎悪に激しく輝く抑揚に富んだ美しい
眸
(
ひとみ
)
を
円
(
つぶら
)
に見開いて、しきりにもの珍しそうにあたりに迫ってくる
汚穢
(
むさくる
)
しい家々の景色に見惚れ切っていた。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
“汚穢”の意味
《名詞》
汚れ。汚れているもの。
糞尿。
(出典:Wiktionary)
汚
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
穢
漢検1級
部首:⽲
18画
“汚穢”で始まる語句
汚穢屋
汚穢物