“御同前”の読み方と例文
読み方割合
ごどうぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御同前ごどうぜんくって居るものも着て居るものも幕府の物ではないか。夫れを衣食して居ながら、ソレを潰すと云うのは何だか少し気に済まないようではないか。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
御同前ごどうぜんだが、ね」と、義雄は受けた。「さうすると、雜誌は今月出ないのか?」
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
穢多に革細工これたとえば革細工かわざいくだから穢多えたにさせるとうと同じ事で、マア御同前ごどうぜん雪駄せった直しを見たような者だ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)