“御同宿”の読み方と例文
読み方割合
ごどうしゆく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中國の者なるが主人の用事により夫婦づれにて江戸表へまゐるなりと云へば彼旅人は夫こそ誠に幸ひなり私し事は大坂天滿邊てんまへんの町人にて候が此度江戸の店へ用事有りて罷越まかりこし候に付幸ひの御道連苦しからずば今晩の御泊りより御同宿ごどうしゆく致し度と云れて友次郎は迷惑せしが然有さあらぬ體にて夫は幸ひの事なり相宿の儀は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)