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母御前
ふりがな文庫
“母御前”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ははごぜ
70.0%
はゝごぜ
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ははごぜ
(逆引き)
「尼前……。これでいいか。高時、こういたしましたと、
母御前
(
ははごぜ
)
へ、おつたえしてくれよ。よう、おわびしてくれよ」
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すこやかなれかしと祈りてこの長き世をば尽さんには随分とも親孝行にてあられよ、
母御前
(
ははごぜ
)
の意地わるに逆らふやうの事は君として無きに相違なけれどもこれ第一に心がけ給へ、言ふことは多し
ゆく雲
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
母御前(ははごぜ)の例文をもっと
(7作品)
見る
はゝごぜ
(逆引き)
姉御とは本當は
姉御前
(
あねごぜ
)
の尊稱で、
御
(
ご
)
とは敬し
親
(
した
)
しんだ呼び名ゆゑ、
母御前
(
はゝごぜ
)
とおなじに、よばれて嬉しい名でなければならないのを、きやん(侠)な呼名に轉化してしまつて
凡愚姐御考
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
母御前
(
はゝごぜ
)
の
意地
(
いぢ
)
わるに
逆
(
さか
)
らふやうの
事
(
こと
)
は
君
(
きみ
)
として
無
(
な
)
きに
相違
(
さうい
)
なけれどもこれ
第
(
だい
)
一に
心
(
こゝろ
)
がけ
給
(
たま
)
へ、
言
(
い
)
ふことは
多
(
おほ
)
し、
思
(
おも
)
ふことは
多
(
おほ
)
し、
我
(
わ
)
れは
世
(
よ
)
を
終
(
おわ
)
るまで
君
(
きみ
)
のもとへ
文
(
ふみ
)
の
便
(
たよ
)
りをたゝざるべければ
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
母御前(はゝごぜ)の例文をもっと
(3作品)
見る
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
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