“伯母御”の読み方と例文
読み方割合
おばご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まとい幅員わずか二万四千七百九十四方里の孤島に生れて論が合わぬの議が合わぬのと江戸の伯母御おばごを京で尋ねたでもあるまいものが
かくれんぼ (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
大臣の夫人はこの君の伯母御おばごにあたりて、姉君さへかの家にゆきておはすといふに、始めて逢へること国人くにびとの助を借らでものことなるべく、またこの城の人に知らせじとならば
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
大臣の夫人はこの君の伯母御おばごにあたりて、姉君さえかの家にゆきておわすというに、はじめてあえること国人くにびとの助けを借らでものことなるべく、またこの城の人に知らせじとならば
文づかい (新字新仮名) / 森鴎外(著)