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同前
ふりがな文庫
“同前”の読み方と例文
読み方
割合
どうぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうぜん
(逆引き)
「これ、この船中に、一人として虱の恩を蒙らぬ者がござるか。その虱を取つて食ふなどとは、恩を仇でかへすのも
同前
(
どうぜん
)
ぢや。」
虱
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
後代手本たるべしとて
褒美
(
ほうび
)
に「かげろふいさむ花の糸口」と
云
(
いう
)
脇
(
わき
)
して送られたり。
平句
(
ひらく
)
同前
(
どうぜん
)
也。歌に景曲は
見様
(
みるよう
)
体
(
てい
)
に属すと
定家卿
(
ていかきょう
)
もの
給
(
たま
)
ふ也。
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
られるのなら、せめてこのみなし子
同前
(
どうぜん
)
な蔭草をあはれと思つて、身なりだけでも飾らして下さい。今では、化粧品一つ買ふおかねがないのです。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
同前(どうぜん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“同前”の意味
《名詞》
同 前 (どうぜん)
前に記述した事と同じである。
(出典:Wiktionary)
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“同”で始まる語句
同
同一
同胞
同情
同時
同棲
同伴
同志
同僚
同樣
検索の候補
御同前
前同様
“同前”のふりがなが多い著者
岩野泡鳴
二葉亭四迷
作者不詳
正岡子規
芥川竜之介