“御前崎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おまえざき75.0%
おまえさき12.5%
おまへざき12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とはいえ用捨ようしゃなく生活ここうしろは詰るばかりである。それを助けるためにお供の連中は遠州えんしゅう御前崎おまえざき塩田えんでんをつくれとなった。
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
遠州御前崎おまえさきの浜で、塩田をつくった折りに、十四歳の少女で抜群の働きをして、親孝行の褒状をもらったというしとで、父とは十六ばかり年がちがっている。
それと向ひ合ふ筈の御前崎おまへざきのあたりは全く霞み果てゝ影も見えず、僅かに手近の三保の松原が波の光の上に薄墨色に浮んで見える。