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『樹木とその葉』
ふりがな文庫
『
樹木とその葉
(
じゅもくとそのは
)
:
27 春の二三日
(
27 はるのにさんにち
)
』
くもり日は頭重かるわが癖のけふも出で來て歩む松原 三月××日 千本松原を詠んだなかの一首に斯んな歌があつたが、けふもまたその頭の重い曇り日であつた。朝からどんよりと曇つてゐた。 非常に急ぎの歌の選をやつてゐたが一向に氣が乘らない。五首見て一 …
著者
若山牧水
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
宿
(
しゆく
)
病褥
(
びやうじよく
)
終
(
つひ
)
瞑
(
と
)
季
(
とき
)
法月
(
のりつき
)
草鞋
(
わらぢ
)
谷
(
や
)
宇津
(
うつ
)
月竝
(
つきなみ
)
櫟林
(
くぬぎばやし
)
湯槽
(
ゆぶね
)
畝
(
うね
)
篁
(
たかむら
)
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