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『樹木とその葉』
ふりがな文庫
『
樹木とその葉
(
じゅもくとそのは
)
:
26 桃の実
(
26 もものみ
)
』
武藏から上野へかけて平原を横切つて汽車が碓氷にかゝらうとする、その左手の車窓に沿うて仰がるゝ妙義山の大岩壁は確かに信越線中での一異景である。丁度そのあたり、横川驛で機關車は電氣に代る。そして十分か十五分の停車時間がある。辨當賣の喧しい聲々の …
著者
若山牧水
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上野
(
かうづけ
)
碓氷
(
うすひ
)
其儘
(
そのまま
)
武藏
(
むさし
)
白晒
(
しらさ
)
笊
(
ざる
)
隧道
(
トンネル
)
難有
(
ありがた
)
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