駿河なる沼津より見れば富士が嶺の前に垣なせる愛鷹の山 東海道線御殿場驛から五六里に亙る裾野を走り下つて三島驛に出る。そして海に近い平地を沼津から原驛へと走る間、汽車の右手の空におほらかにこの愛鷹山が仰がるる。謂はば蒲鉾形の、他奇ない山である …
著者 | 若山牧水 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約13分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約22分(300文字/分) |
題名が同じ作品
著者 | 若山牧水 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約13分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約22分(300文字/分) |