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『樹木とその葉』
ふりがな文庫
『
樹木とその葉
(
じゅもくとそのは
)
:
15 空想と願望
(
15 くうそうとがんぼう
)
』
噴火口のあとともいふべき、山のいただきの、さまで大きからぬ湖。 あたり圍む鬱蒼たる森。 森と湖との間ほぼ一町あまり、ゆるやかなる傾斜となり、青篠密生す。 青篠の盡くるところ、幅三四間、白くこまかき砂地となり、渚に及ぶ。 その砂地に一人寢の天 …
著者
若山牧水
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
燐寸
(
まつち
)
擔
(
かつ
)
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