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『樹木とその葉』
ふりがな文庫
『
樹木とその葉
(
じゅもくとそのは
)
:
16 酒の讃と苦笑
(
16 さけのさんとくしょう
)
』
それほどにうまきかとひとの問ひたらば何と答へむこの酒の味 眞實、菓子好の人が菓子を、渇いた人が水を、口にした時ほどのうまさをば酒は持つてゐないかも知れない。一度口にふくんで咽喉を通す。その後に口に殘る一種の餘香餘韻が酒のありがたさである。單 …
著者
若山牧水
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
何
(
な
)
御言
(
みこと
)
蘇
(
よみがへ
)
如
(
し
)
延
(
ひ
)
汝
(
な
)
老樹
(
おいき
)
面
(
つら
)
魂
(
たま
)
布
(
し
)
難有
(
ありがた
)
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