“百重”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ももへ75.0%
モヽヘ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百重ももへなす心は思へどただに逢はぬかも」(巻四・四九六)、「うつつにし直にあらねば」(巻十七・三九七八)、「直にあらねば恋ひやまずけり」(同・三九八〇)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
牟婁むろと言へば葉叢はむら高茎たかぐき百重ももへなす浜木綿の花はうべやこの花
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
衣手コロモデの 飛騨は百重モヽヘの山のあなた。君もまた来じ。我も行きえじ﹅
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)