“篁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかむら83.3%
たけむら8.3%
タカムラ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これが、十年前にカムチャッカで、汽船もろともオホーツク海の鉛色の海へ沈んでしまったと思われていた、たかむら栄二郎以下八名であった。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
朝朝の陽射しが水泡みなわのやうにキラキラと濡れて、深い奥にもまばらにこぼれ、葉が落ちて濡れてふやけたたけむらの土肌から
竹藪の家 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
先に訳した中臣寿詞の「天都詔刀の太詔刀言を以ちてれ。かく宣らば、マチは、弱蒜ワカヒル五百箇ユツタカムラ生ひ出でむ……」
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)