“幽篁書屋”の読み方と例文
読み方割合
いうくわうしよをく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霞亭の居る所の草堂を幽篁書屋いうくわうしよをくと云ふ。「脩竹掩幽籬」と云ひ、「隣寺暮春静」と云ふ、並に凹巷が詩中の句である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
そして再び幽篁書屋いうくわうしよをくに入ることをなさずに、任有亭にんいうていに寄寓した。嵯峨生活の中期は此に始まる。樵歌に「予因事徙居都下二旬余、不堪擾雑、復返西峨、寓任有亭、翌賦呈宣上人」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)