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おまえざき
ふりがな文庫
“おまえざき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御前崎
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御前崎
(逆引き)
東京の近くでは埼玉県南部の平地などに、その時の地名がいくらも残っている。
平方
(
ひらかた
)
領家とか
指柳
(
さしやなぎ
)
領家などというのがそれで、同種の地域名はまた遠州の
御前崎
(
おまえざき
)
附近、その他各地にも分布している。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
遠江
(
とおとうみ
)
の
御前崎
(
おまえざき
)
へ往ったのは大正十四年の二月二日であった。岬には燈台があって無線電信の設備もあった。その燈台の燈光は六十三万燭で十九
浬
(
かいり
)
半の遠距離に及ぶ回転燈であった。
真紅な帆の帆前船
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
せっかく伊勢の近くまで来て、後帰りするさえ迷惑なのに、帆柱にあたる風ばかりのため、五十里を二刻ほどで走り、翌五日の夜明けごろ、要吉が海へ落ちた
御前崎
(
おまえざき
)
の近くまで吹き戻されてしまった。
重吉漂流紀聞
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
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