トップ
>
穢多
>
ゑた
ふりがな文庫
“
穢多
(
ゑた
)” の例文
もとより内証はよし、病室は第一等、看護婦の肩に懸つて長い廊下を往つたり来たりするうちには、
自然
(
おのづ
)
と
豪奢
(
がうしや
)
が人の目にもついて、誰が
嫉妬
(
しつと
)
で
噂
(
うはさ
)
するともなく、『
彼
(
あれ
)
は
穢多
(
ゑた
)
だ』といふことになつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
王は、
穢多
(
ゑた
)
はの
差別
(
けぢめ
)
なし、——
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
“穢多”の意味
《名詞》
(日本史)身分制度の身分のひとつ。士農工商の下に置かれ、皮革関係の仕事等に従事した。村外れの場所等に居住させられる等の差別を受けた。
(出典:Wiktionary)
“穢多”の解説
穢多(えた)とは、日本において中世以前から見られる身分制度の身分のひとつである。
(出典:Wikipedia)
穢
漢検1級
部首:⽲
18画
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
“穢”で始まる語句
穢
穢土
穢苦
穢物
穢虫
穢濁
穢人
穢汚
穢悪
穢身