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穢物
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えもつ
ふりがな文庫
“
穢物
(
えもつ
)” の例文
当時
触穢
(
しょくえ
)
の禁忌をやかましく言った時代であったから、
穢物
(
えもつ
)
を扱う人を嫌うということは、自然の勢いであったに相違ない。
「エタ」名義考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
鎌倉時代のエタがキヨメすなわち掃除人であったという「塵袋」の説から考えると、彼らは
穢物
(
えもつ
)
を取り捨てる人、すなわち
穢人
(
えびと
)
ではなかったであろうか。
「エタ」名義考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
穢物
(
えもつ
)
を扱うものを
穢人
(
えびと
)
とは、お蔵を預るものを
蔵人
(
くらびと
)
、
祝言
(
ほかい
)
をする人を
乞索児
(
ほかいびと
)
という類で説明される。そしてそのくらびとがくらんどとなる、ほかいびとがほいととなる。
「エタ」名義考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
穢
漢検1級
部首:⽲
18画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“穢”で始まる語句
穢
穢土
穢多
穢苦
穢虫
穢濁
穢人
穢汚
穢悪
穢身