-
トップ
>
-
わかき
語句 | 割合 |
若木 | 31.3% |
若 | 18.8% |
少 | 12.5% |
若樹 | 12.5% |
少幼者 | 6.3% |
幼 | 6.3% |
総角 | 6.3% |
總角 | 6.3% |
|
次に
沼代の
郎女、またの
妾の御子、
沼名木の
郎女、次に
香余理比賣の命、次に
若木の
入日子の王、次に吉備の
兄日子の王、次に高木比賣の命、次に
弟比賣の命。
薄の
彼方、舞台深く、天幕の奥斜めに、
男女の姿
立顕る。
一は
少紳士、一は貴夫人、容姿美しく輝くばかり。
諸王、諸臣、及び天下の百姓、
悉に
長老は愛児を失ふが
如く、
塩酢之昧口に在れども
嘗めず、
少幼者は
慈める
父母を
亡ふが如くて、
哭き
泣つる声、
行路に満てり、
乃ち
耕夫は
耜を止め、
舂女は
杵せず。
湖水の
碧なるを見るより、
四一現なき心に
浴びて遊びなんとて、そこに衣を
脱ぎ
去てて、身を
跳らして深きに
四二飛び入りつも、
彼此に
游ぎめぐるに、
幼より水に
狎れたるにもあらぬが
むかし
二快庵禅師といふ
大徳の
聖おはしましけり。
三総角より
四教外の
旨をあきらめ給ひて、常に身を
五雲水にまかせたまふ。
むかし
快菴禪師と
云ふ
大徳の
聖おはしましけり。
總角より
教外の
旨をあきらめ
給ひて、
常に
身を
雲水にまかせ
給ふ……