“小型”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こがた80.0%
ちいさ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅づかれで家に帰って休もうとでもする場合には、驢馬の首や脚をぽきぽきと折り曲げて畳み、便利な小型こがたに形をかえて持ち運んだそうです。
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)
朝食前に彼女が何うしてゐるのか知らなかつたが、食後、彼女は時間を規則正しい部分に割り當てゝゐた。日に三度彼女は小型こがたの本を勉強した。
……ウチのとっさんは、平生いつもから小型ちいさな、鱶捕ふかどりの短導火線弾ハヤクチを四ツ五ツと、舶来の器械燐寸まっち準備よういしていた。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)