“こつぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小粒90.5%
矮小4.8%
粉潰4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毒樣どくさまなこつたが獨活うど大木たいぼくやくにたゝない、山椒さんしよ小粒こつぶ珍重ちんちようされるとたかことをいふに、此野郎このやらうめとひどたれて
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
勘次かんじには主人しゆじんうち愉快ゆくわいはたらくことが出來できた。かれ體躯からだむし矮小こつぶであるが、そのきりつとしまつた筋肉きんにく段々だん/″\仕事しごと上手じやうずにした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
此類このるゐの石器にしてはたして粉製こつくりの臺たらば、これたいする粉潰こつぶしの道具どうぐも有る可きはづなり。事實じじつ如何いかんと云ふに日向和田においては實際じつさい石皿と伴ふてこれ適合てきがふする橢圓石だゑんせき發見はつけんされしなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)