“わいしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
矮小91.2%
淮上5.9%
猥笑2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この矮小わいしょう若僧じゃくそうは、まだ出家をしない前、ただの俗人としてここへ修業に来た時、七日の間結跏けっかしたぎり少しも動かなかったのである。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
霍丘かくきゅうの令を勤めていた周潔しゅうけつは、甲辰こうしんの年に役をめて淮上わいしょうを旅行していました。
そして寺侍の株持かぶもちもあり、夜となれば、紅燈にわく絃歌猥笑わいしょうが、池の水を、あくどくいろどった。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)