“事實”のいろいろな読み方と例文
新字:事実
読み方(ふりがな)割合
じじつ66.7%
じゝつ11.1%
じゞつ7.4%
こと3.7%
まこと3.7%
まつたく3.7%
ファクト3.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“事實”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 経済 > 貨幣・通貨100.0%
総記 > 団体 > 博物館100.0%
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学(児童)100.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
兩樣りやうやう事實じじつ相俟あひまつて日本にほん經濟界けいざいかい基礎きそ確立かくりつする。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
大さは種々なれど今日迄にれたる事實じじつに由れば最も大なるは陸奧龜ヶ岡發見はつけん加藤某氏所藏しよぞう
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
ところれは狂人きちがひるとふ、是丈これだけ事實じゝつです。でわたし狂人きちがひにされてしまつたのです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
けれども事實じゝつさら面白おもしろ御座ございます。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
ぬすんだナ!』と王樣わうさま陪審官ばいしんくわんかへりみながらさけばれました、陪審官ばいしんくわんえず事實じゞつ備忘録びばうろくつくつてゐました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
さうして、その屍骸は皆、それが、甞、生きてゐた人間だと云ふ事實じゞつさへ疑はれる程、土を捏ねて造つた人形にんぎやうのやうに、口をいたり手を延ばしたりしてごろごろゆかの上にころがつてゐた。
羅生門 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
私は、彼女が大層暖かな晴れた午後などに下りて來て、テムプル先生に附き添はれてお庭に出るやうな事が、一二度あつたといふ事實ことからして、この考へを確信してゐた。
ひき交換とりかへたとは事實まことか? ならば何故なぜこゑまでも交換とりかへなんだぞ? あのこゑがあればこそ、いだきあうたかひなかひな引離ひきはなし、朝彦あさびこさま歌聲うたごゑで、可愛いとしいおまへ追立おひたてをる。
イヤ事實まつたくだよ。それも君、全然まるつきり彼女かれは平氣なんだから驚くぢやないか。幾ら士族の家だつたからつて、ああまで專制政治を振り𢌞されちや叶はん。イヤ、今言つたのはく些細の例を取つたのだが、萬事がさうだ。
一家 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
ただここで大切なのは、そういう思い出のすべてが、まるで何者かの手によって前もって料理されでもしたように、事實ファクトに對するまったく新しい、意想外な、そして何よりもまず、まるっきり夢想も及ばぬような見方でもって、現在に立ち返って來たことである。