いよいよ本篇から、魔境記も大ものばかりになってくる。まず、その手初めが“Ser-mik-suah”グリーンランド中部高原の北緯七十五度あたり、氷河と峻険と猛風雪と酷寒、広茫数百の氷河を擁する未踏地中のそのまた奥。そこに、字義どおりの冥路の国 …
著者 | 小栗虫太郎 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
初出 | 「新青年」1940(昭和15)年6月号 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約42分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1時間9分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
恐怖
一
発見
瞬
住所
喧
埠頭
東
帆船
焦
邪
檻
死
海象
露
了
慄
牝鶏
蜂窩
屹
海鴎
無疵
絡
虐
譚
除
馬来
伊太
噺
峡湾
帆桁
幻景
懐
揶揄
敢
敵
楡
殺
浸染
猶太
莞爾
鏘々
顔役
一仍
一切
丸髷
事
云々
交際
仄
仰言
使嗾
倅
偶
先刻
先占
内部
冥路
剃刀
前檣
効目
匿名
千仭
叩き
可怪
台辞
同腹
呆気
呑
呼吸
咆
咽喉
唖然
唯事
唯者
喋
嗄
嗟嘆
噛
囲繞
固唾
坩堝
売物
天幕
実業
寝嚢
山巓
屹然
峻嶮
広茫
強請
強面
彷徨
恰好
悄然
惹
憑
懐
成就
戯
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