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広茫
ふりがな文庫
“広茫”の読み方と例文
読み方
割合
こうぼう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうぼう
(逆引き)
広茫
(
こうぼう
)
たる一面の麦畑や、またその麦畑が、
上風
(
うわかぜ
)
に吹かれて
浪
(
なみ
)
のように動いている有様やが、詩の
縹渺
(
ひょうびょう
)
するイメージの影で浮き出して来る。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
太陽の光を浴び
蝶
(
ちょう
)
の群れ飛んでる
広茫
(
こうぼう
)
たる地面を四角に切り取っている大きな黒壁の神秘な魅力、それらのものに著者の心はひかれていた。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
稲田、福原をあわせて何千石という
広茫
(
こうぼう
)
な青田をわたって来るすず風が、絶えず、この僧俗
一如
(
いちにょ
)
の家庭を清新に洗っていた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
広茫(こうぼう)の例文をもっと
(16作品)
見る
広
常用漢字
小2
部首:⼴
5画
茫
漢検1級
部首:⾋
9画
“広”で始まる語句
広
広場
広東
広重
広々
広間
広小路
広野
広漠
広汎
検索の候補
茫広
“広茫”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
ワシントン・アーヴィング
ロマン・ロラン
小栗虫太郎
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国枝史郎
萩原朔太郎
坂口安吾