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広漠
ふりがな文庫
“広漠”のいろいろな読み方と例文
旧字:
廣漠
読み方
割合
こうばく
96.7%
ひろびろ
3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうばく
(逆引き)
あるひは
大
(
だい
)
なる
夜泊
(
やはく
)
の船の林なす
檣
(
ほばしら
)
の
間
(
あいだ
)
に満月を浮ばしめ、その
広漠
(
こうばく
)
たる空に一点あるかなきかの
時鳥
(
ほととぎす
)
、または一列の
雁影
(
がんえい
)
を以てせよ。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
満洲の
広漠
(
こうばく
)
たる野には、遅い月が昇ったと見えて、あたりが明るくなって、ガラス窓の外は既にその光を受けていた。
一兵卒
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
広漠(こうばく)の例文をもっと
(29作品)
見る
ひろびろ
(逆引き)
広漠
(
ひろびろ
)
とした耕地一帯をうるおす、
灌漑
(
かんがい
)
用の川だったので、上流からは菜の葉や大根の葉や、
藁屑
(
わらくず
)
などが流れて来ていましたが、どうでしょう、流れて来たそれらの葉や藁屑が
怪しの者
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
広漠(ひろびろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“広漠”の意味
《名詞》
果てしなく広々としていること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
広
常用漢字
小2
部首:⼴
5画
漠
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“広”で始まる語句
広
広場
広東
広重
広々
広間
広小路
広野
広汎
広袖
“広漠”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
ロマン・ロラン
亀井勝一郎
徳冨蘆花
エドガー・アラン・ポー
パウル・トーマス・マン
小栗虫太郎
江戸川乱歩
大隈重信
原民喜