“廣漠”のいろいろな読み方と例文
新字:広漠
読み方割合
かうばく50.0%
くわうばく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さら印度いんどくと、印度いんどほとん化物ばけもの本場ほんばである。印度いんど地形ちけい支那しなおなじくきはめて廣漠かうばくたるもので、そのやぶがあるといふごとき、かならずしも無稽むけいげんではない。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
此時このとき時計とけいはりすでに十一めぐつてつたので、廣漠くわうばくたる甲板かんぱんうへには、當番たうばん水夫すゐふほかは一人影ひとかげかつた、ふねいま右舷うげん左舷さげん印度洋インドやう狂瀾きやうらん怒濤どたうけて北緯ほくゐへん進航しんかうしてるのである。