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唯事
ふりがな文庫
“唯事”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ただごと
68.0%
たゞごと
32.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただごと
(逆引き)
明日は五旬節だ、だのになぜ彼らの家では、門や垣根を緑葉で飾らないのだろう? こりゃ
唯事
(
ただごと
)
ではないぞ。……そこで行って見ました。
女房ども
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
毎日うろうろしていることや、京屋の主人が
年甲斐
(
としがい
)
もなくお鈴を付け廻していた話。それからお鈴の死んだのは
唯事
(
ただごと
)
じゃあるまいと言った世間の噂を
銭形平次捕物控:134 仏師の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
唯事(ただごと)の例文をもっと
(17作品)
見る
たゞごと
(逆引き)
「あの眼は
唯事
(
たゞごと
)
ぢやない、——寅藏の眼はお糸の姿ばかり追つかけて居るのに氣が付かないのかえ、——一國者の寅藏が
生命
(
いのち
)
までもと打込んだ眼だ」
銭形平次捕物控:159 お此お糸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
他家
(
よそ
)
の子には
唯事
(
たゞごと
)
のやうなそんなことも、
遊山
(
ゆさん
)
などの経験の乏しい私には、珍しくて嬉しくてならなかつたのです。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
唯事(たゞごと)の例文をもっと
(8作品)
見る
唯
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“唯”で始まる語句
唯
唯今
唯一
唯々
唯々諾々
唯一人
唯有
唯者
唯我独尊
唯物
検索の候補
唯其事
唯継事
“唯事”のふりがなが多い著者
高山樗牛
作者不詳
小栗虫太郎
アントン・チェーホフ
野村胡堂
谷崎潤一郎
江戸川乱歩
紫式部
与謝野晶子
芥川竜之介