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ただごと
ふりがな文庫
“ただごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
只事
27.8%
尋常事
22.8%
唯事
21.5%
凡事
20.3%
常事
2.5%
徒事
2.5%
啻事
1.3%
庸事
1.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只事
(逆引き)
やい、外へ出ろ、外へ出ろ、
只事
(
ただごと
)
じゃねえぞ、お姫様の
祟
(
たた
)
りだ。さあ、帆柱を叩き切るんだ、帆柱を。斧を持って来い、斧を二三挺持って来い。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ただごと(只事)の例文をもっと
(22作品)
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尋常事
(逆引き)
「けさ私が大工と一緒に部屋を調べたときには、何もかもみな乾燥していましたが……。どうも
尋常事
(
ただごと
)
ではありませんね。おや!」
世界怪談名作集:13 上床
(新字新仮名)
/
フランシス・マリオン・クラウフォード
(著)
ただごと(尋常事)の例文をもっと
(18作品)
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唯事
(逆引き)
毎日うろうろしていることや、京屋の主人が
年甲斐
(
としがい
)
もなくお鈴を付け廻していた話。それからお鈴の死んだのは
唯事
(
ただごと
)
じゃあるまいと言った世間の噂を
銭形平次捕物控:134 仏師の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ただごと(唯事)の例文をもっと
(17作品)
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▼ すべて表示
凡事
(逆引き)
人々漸く聞きつけて、
凡事
(
ただごと
)
ならずと立出でて見れば。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
ただごと(凡事)の例文をもっと
(16作品)
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常事
(逆引き)
老婆と新一はいよいよ
常事
(
ただごと
)
でないと思って心配しながら囁き合った。
狐の手帳
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ただごと(常事)の例文をもっと
(2作品)
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徒事
(逆引き)
それは時々、
徒事
(
ただごと
)
でなかつた。
海の霧
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
ただごと(徒事)の例文をもっと
(2作品)
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啻事
(逆引き)
それを斯うした遅い時間に、而も歩行の不自由な
※疾者
(
インバリット
)
が起きて歩いているとすれば
啻事
(
ただごと
)
でない。
日蔭の街
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
ただごと(啻事)の例文をもっと
(1作品)
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庸事
(逆引き)
それは
庸事
(
ただごと
)
であるが実感である。
本の装釘
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
ただごと(庸事)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ただごと”の意味
《名詞》
(通常打ち消しを伴い)普通のこと。当たり前のこと。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
たゞごと
あだ
あだごと
いたずら
いたずらごと
いたづらごと
とじ