“唯我独尊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆいがどくそん87.5%
ゆゐがどくそん12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本は唯我独尊ゆいがどくそんではならぬこと、日本以外に勢力強大にして、かも野蛮ならざる文明開化の国々のあることが知れた。
おぎんは釈迦が生まれた時、天と地とを指しながら、「天上天下てんじょうてんげ唯我独尊ゆいがどくそん」と獅子吼ししくした事などは信じていない。
おぎん (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
しかし、学者どもの偏狭さ、唯我独尊ゆゐがどくそん振りには、聊かあきれたよ。うん、ところで、こつちのことばかり話してゐてもしやうがない。
落葉日記 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)