落葉日記おちばにっき
郷田梨枝子は、叔母と並んで東京駅のプラット・フォームに立つてゐる。そして、今着いたその汽車から降りて来る筈の父親の顔をちつとも覚えてゐないのである。 「すぐ教へてね、叔母さま……。いやだわ、いろんな人が顔を突き出して……」 「ああ、お待ちな …
作品に特徴的な語句
夫人ダアム 広場ピヤッツア かう 甲板カンパン 青梅あをめ はづ ことさ はにか 雀躍こをど 一枝かずえ 住居すまゐ 喋舌しやべり つく 住居すまひ 年齢としごろ 河内ハノイ しな くう よみがへ 赭顔しやがん キイ かぢ 乗合バス 令嬢ドモアゼル 剽軽へうきん 北川きたがは 卓子テエブル 南仏ミディイ 可笑をか 呼鈴ベル ひと 安里あんり 寝床ベッド 山荘シヤレエ ゆか 廈門あもい ひろし なつ 房州ばうしう 揶揄からか 昨夜ゆふべ 昨日きのふ 札幌さつぽろ みを 甲板デッキ しやく 眩暈めまひ ほこり しぐさ から 荒海しけ きびす ごう いなづま そらサイ 不躾ぶしつけ かね 井荻ゐをぎ 他処よそ 何時いつ 加治かぢ 卓子テーブル 口惜くや うな うしな わら ほか 大泉おほいづみ ねた 嬬恋つまごひ うち 小径こみち 幾歳いくつ もだ はばか おそ ドア 揉手もみで 明日あす 本牧ほんもく 来た 横浜よこはま はぜ 欠伸あくび 気配けはい 沓掛くつかけ 沢村さわむら 津留つる 流行はや 浅間あさま