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矜
ふりがな文庫
“矜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほこ
72.1%
ほこり
22.1%
くび
1.5%
あはれ
1.5%
たかぶ
1.5%
つつし
1.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほこ
(逆引き)
典型が生れるところには、必ず「
矜
(
ほこ
)
り」がなければなりません。ある種の社会的階級が、嘗ては矜りを無視した時代もありました。
青年の夢と憂欝:――力としての文化 第五話
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
矜(ほこ)の例文をもっと
(49作品)
見る
ほこり
(逆引き)
清潔好
(
きれいずき
)
な
彼
(
かれ
)
には
派手
(
はで
)
な
手拭
(
てぬぐひ
)
の
模樣
(
もやう
)
が
當時
(
たうじ
)
矜
(
ほこり
)
の
一
(
ひと
)
つであつた。
彼
(
かれ
)
はもう
自分
(
じぶん
)
の
心
(
こゝろ
)
を
苛
(
いぢ
)
めてやるやうな
心持
(
こゝろもち
)
で
目欲
(
めぼ
)
しい
物
(
もの
)
を
漸次
(
だん/\
)
に
質入
(
しちいれ
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
矜(ほこり)の例文をもっと
(15作品)
見る
くび
(逆引き)
かれその
酣
(
たけなは
)
なる時になりて、御懷より劒を出だし、
熊曾
(
くまそ
)
が衣の
矜
(
くび
)
九
を取りて、劒もちてその胸より刺し通したまふ時に、その
弟
(
おと
)
建
(
たける
)
見畏みて逃げ出でき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
矜(くび)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
あはれ
(逆引き)
〔譯〕智仁勇は、人皆
大徳
(
たいとく
)
企
(
くはだ
)
て難しと謂ふ。然れども凡そ
邑宰
(
いふさい
)
たる者は、固と
親民
(
しんみん
)
の
職
(
しよく
)
たり。其の
奸慝
(
かんとく
)
を察し、
孤寡
(
こくわ
)
を
矜
(
あはれ
)
み、
強梗
(
きやうかう
)
を
折
(
くじ
)
くは、即ち是れ三徳の實事なり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
矜(あはれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
たかぶ
(逆引き)
赤くてまた黒い
薔薇
(
ばら
)
の花、いやに
矜
(
たかぶ
)
つて物隱しする
薔薇
(
ばら
)
の花、赤くてまた黒い
薔薇
(
ばら
)
の花、おまへの
矜
(
たかぶ
)
りも、
赤味
(
あかみ
)
も、道徳が
拵
(
こしら
)
へる妥協の爲に
白
(
しら
)
つちやけて
了
(
しま
)
つた、
僞善
(
ぎぜん
)
の花よ、
無言
(
むごん
)
の花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
矜(たかぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つつし
(逆引き)
阿英は
矜
(
つつし
)
み深くて、身をきちんとしていた。そしてものをいうには、あまえるようなやわらかな言葉づかいをした。その阿英は嫂に母のように
事
(
つか
)
えた。
嫂
(
あによめ
)
もまた阿英をひどく可愛がった。
阿英
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
矜(つつし)の例文をもっと
(1作品)
見る
矜
漢検1級
部首:⽭
9画
“矜”を含む語句
矜持
矜恃
矜誇
自矜
矜恤
矜羯羅
愛矜
勝矜
矜高
矜羯羅童子
矜疑
驕矜
自矜心
矜驕
矜迦羅
矜負
矜羯羅制吒迦
矜禍羅
矜特
矜持心
...
“矜”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
ロマン・ロラン
徳田秋声
ルイ・ベルトラン
倉田百三
北原白秋
水野仙子
上田敏
蒲 松齢
葛西善蔵