青春は夢多き時代です。 青年には夢がなければなりません。 青年の夢は美しく、そして遥かであります。 「夢」とはいつたいなんでせうか。 こゝではもちろん、睡眠中の夢を指すのではありません。 頭がはつきりしてゐる時に、その頭の中を去来する幻の如 …
著者 | 岸田国士 |
ジャンル | 社会科学 > 社会科学 > 論文集・評論集・講演集 |
初出 | 「力としての文化――若き人々へ」河出書房、1943(昭和18)年6月20日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約38分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1時間3分(300文字/分) |