“矜羯羅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんがら66.7%
あしたか33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その九月興行に、後のイホリの待遇を受けて、侍女早咲・おとり・矜羯羅こんがら童子・夏目半楽・盛岡屋おなるの役割を得た。
実川延若讃 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
矜羯羅こんがらよりは制吒迦せいたかに近い、かかる如意使者は、欧州の巫蠱ふこ(ウィチクラフト)また人類学にいわゆるファミリアール(眷属鬼)の一種で、諸邦眷属鬼については
「そうねえ、矜羯羅あしたかのように走る男もあれば、千里眼の人もあるし、何かのばあいは、心丈夫だよ」
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)