“海象”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かいぞう22.2%
ウオルラス22.2%
くらげ11.1%
せいうち11.1%
ウォルラス11.1%
ウォーラス11.1%
モールス11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“海象”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)16.7%
文学 > 英米文学 > 英米文学5.9%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
もう一人は黒い海象かいぞうのような髭を生やして、せいが低く幅が広いので、滑稽な対照であった。
あそこで大きな白熊しろくまがうろつき、ピングィンちょうしりを据えてすわり、光って漂い歩く氷の宮殿のあたりに、昔話にありそうな海象かいぞうが群がっている。
冬の王 (新字新仮名) / ハンス・ランド(著)
あの連中は一週間近くも陸にいたし、俺らは海象ウオルラス号に乗って岸に寄ったり離れたりしてたんだ。
トマスは熱心な聴き手となって、作中のビリー・ボーンズの衣類箱が探される時にはその中にある種々の品物を挙げ、またフリントの船の名を「海象ウオルラス号」とつけたのも彼であった。
宝島:01 序 (新字新仮名) / 佐々木直次郎(著)
譎漢共ごろつきかんども!」スメールがつぶやいた、「どうして、彼等が皆ここに居るんだろう! 海象くらげのような頬鬚の生えてるあの小さな見世物師を除いて皆だ」
ケノフスキーは赤い海象せいうちのような顔をゆがめて愕いたが、それでもドレゴの申出を諒解してここでは話もならぬからといって、飛行機を下りた。
地球発狂事件 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)
その板の一つに、海象ウォルラス号という名――フリントの船の名――が、烙鉄で烙印を押してあるのを、私は見た。
海豹あざらし海象ウォーラス混血児あいのこだ。学名を“Orca Lupinumオルカ・ルピヌム”といって、じつにまれに出る。その狂暴さ加減は学名の訳語のとおり、まさに『鯨狼』という名がぴたりと来るようなやつ。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
じつは、なんです。これは、さるところからまとめて手に入れまして……、さて、訓練にかかったところ、大変なやつが一匹いる。どうも見りゃ海豹あざらしではない。といって、膃肭獣おっとせいでもない、海驢あしかでもない。海馬でもなし、海象ウォーラスでもない。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
食堂の方を振返って見ると、なるほど、海象モールスのような顔をした主人のほか、ひとりの人影もなかった。
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「畜生め、海象モールスとは、うめえことを言うじゃねえか。ふん、こいつァいいや」
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)