“せいうち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:セイウチ
語句割合
海象75.0%
海馬25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壱岐守は四十五歳だそうであるが、絵で見た海象せいうちのように肥満し、坐っているのも苦しそうであった。
この人たちは、『死人のたましいは、海象せいうちの頭といっしょに踊らせておけばいい』という、この人たちなりの信仰しんこうに従って考えていたのです。心も、も、歌と踊りにばかり向けられていました。
たとえば流氷のようなものでも舷側げんそくで押しくずされるぐあいや、海馬せいうちが穴から顔をだす様子などから、その氷塊の堅さや重さや厚さなどが、ほとんど感覚的に直観される。
映画雑感(Ⅰ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)