“かいぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
海象50.0%
海蔵25.0%
改造25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は長い顔をして、明るい髪を持って、キチンと装っていた。もう一人は黒い海象かいぞうのような髭を生やして、せいが低く幅が広いので、滑稽な対照であった。
と、海蔵かいぞうさんがいいました。そばにてみると、それはこの附近ふきん土地とちっている、まちとしとった地主じぬしであることがわかりました。
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
これは無理むりなことでありました。そこで人力曳じんりきひきの海蔵かいぞうさんも、まんじゅうがさをぬいで、利助りすけさんのためにあやまってやりました。
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
また石器時代せつきじだいひと一度いちど石器せつき破損はそんした場合ばあひには、たいていてゝしまひ、これを改造かいぞうするようなことはなかつた。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
しかるに石器せつきつちなかにあつてもくさることはなく、またほか器物きぶつ改造かいぞうすることもほとんど出來できないのでありますから、むかしから石器せつきにはあま注意ちゆういするものがなかつたのであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)