“海豹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あざらし80.0%
かいひょう7.5%
アザラシ5.0%
いるか2.5%
シール2.5%
ミチ2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さい連中は快活に駈け出して、氷のまじった汁を四方にはねかしながら、学校道具を海豹皮の背嚢の中でがらがらいわせながらゆく。
ゆえにわが日本人民は、氷山雪屋のうちに住するエスキモーのごとく鯨油を飲み、海豹の肉をい、寒気と戦わんがためにこの世に生活するものにあらず。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
ようやく水牛の角と海豹の附いた北方海賊風の兜の前まで来ると、彼はの壁面にある、不釣合な空間に注いだ眼を返して、すぐその前の床から、一張の火術弩を拾い上げた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ほどの獣脂蝋燭が一つ、A・D・印のブライヤのパイプに長刻みのカヴェンデッシュ煙草を半オンスばかりつめた海豹皮の煙草入れ、金鎖のついた銀時計、金貨で五ソヴリン
なにしろ、そのギャランテー・ボートに乗りこんでいるてあいは、夜中の太陽が北から出ようと南から出ようと、海豹が一と晩に百ぺんえようと、そんなことにはいっこう頓着しない。
南部の鼻曲り (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
むちは獣類の名となつて、海豹・貉などの精霊に、つちは蛇・雷などの名となつた。もひよつとすると、霊代になるものだから、むち・いつ・うつの系統かも知れぬ。なども神名であらう。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)