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海豹
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かいひょう
ふりがな文庫
“
海豹
(
かいひょう
)” の例文
ゆえにわが日本人民は、氷山雪屋のうちに住するエスキモーのごとく鯨油を飲み、
海豹
(
かいひょう
)
の肉を
食
(
くら
)
い、寒気と戦わんがためにこの世に生活するものにあらず。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
私は曾て旗本の悪童共、
水野十郎左衛門
(
みずのじゅうろうざえもん
)
、
加賀爪甲斐
(
かがづめかい
)
が試みた闇汁のように、無気味な
昆蟲
(
こんちゅう
)
や蛇や、あらゆる悪食に箸をつけました。獅子の胎児も、
海豹
(
かいひょう
)
の
睾丸
(
こうがん
)
も、物の数ではありません。
奇談クラブ〔戦後版〕:13 食魔
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
その隙に、千代子は日頃の彼女からはどうしても想像することの出来ない、す早さで、廣介の腕をくぐり抜けると、恐しい勢で、
海豹
(
かいひょう
)
の様に水中を跳ねて、真暗な彼方の岸へと逃れました。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“海豹(アザラシ)”の解説
アザラシ(海豹、Phocidae)は、鰭脚類に含まれる海棲哺乳類(海獣)のグループである。アザラシ科、もしくはアザラシ科アザラシ亜科に分類される。
(出典:Wikipedia)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
豹
漢検準1級
部首:⾘
10画
“海豹”で始まる語句
海豹島
海豹捕
海豹皮