“睾丸”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きんたま57.1%
こうがん20.0%
ふぐり11.4%
かうぐわん5.7%
がりま2.9%
こうぐわん2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“睾丸”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本8.3%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「どうしたら、ええんだ!」——しまいに、そう云って、勃起ぼっきしている睾丸きんたまを握りながら、裸で起き上ってきた。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
その時分には酒場でグデングデンになって狸の睾丸きんたまの夢か何か見ていたもんだから吾輩は全く知らなかったんだ。
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それから児玉さんは、病人の左右の脚を一尺五六寸ほどの間隔に開いて、睾丸こうがんがよく見えるようにした。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
無法にもポチの背後から、風のごとく襲いかかり、ポチの寒しげな睾丸こうがんをねらった。
青竹割り睾丸ふぐり締め込む不知火しらぬひ南筑紫みなみつくしのますらを我は
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
わが睾丸ふぐりつよくつかまば死ぬべきかけば心がこけ笑ひする
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
それは生れながらにして、腸の一部が睾丸かうぐわんに下りて居る事で、何うかしてこの大睾丸おほきんたまなほしてる方法は無いかと、長野まで態々わざ/\出懸けて
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
僕はその犬の睾丸かうぐわんを見、薄赤い色に冷たさを感じた。
鵠沼雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「何が松露や。ほれ、こりゃ、破ると、中が真黒まっくろけで、うじゃうじゃとうじのような筋のある(狐の睾丸がりま)じゃがいの。」
小春の狐 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
じゃあま、あばあ、阿媽おっかあが、いま、(狐の睾丸がりま)ぞとののしったのはそれである。
小春の狐 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
滅多に読売新聞社なんかから電話があることはないんだが、何うしたのかと思つて電話に出て見ると、僕が鎌倉のおせいの家で散々乱暴を働き、仲裁に入つた男の睾丸こうぐわん蹴上けあげて気絶さしたとか
椎の若葉 (新字旧仮名) / 葛西善蔵(著)