“海豹島”の読み方と例文
読み方割合
かいひょうとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただいまは高原君が樺太旅行談つけたり海豹島かいひょうとうなどの話をされましたが実地の見聞談で誠に有益でもあり、かつ面白く聴いておりました。
中味と形式 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
海豹島かいひょうとうといって、おっとせいが黒山のようにいたり、ロッペンちょうが雪のように翔けていたり、それはお伽噺にあるようなおもしろい島があるそうです。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
まだ海豹島かいひょうとうへ行って膃肭臍おっとせいは打っていないようであるが、北海道のどこかでさけってもうけた事はたしかであるらしい。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)