“夜中の太陽”の読み方と例文
読み方割合
ミッドナイト・サン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに鮭時（サモン・タイム）になると時間外（オーバータイム）で、一週間一睡もできないようなこともある。そういうひどいことを極光（オロラ）と幻日（サレドック）と夜中の太陽（ミッドナイト・サン）の下で六カ月もやるのである。なかなかうまいじゃないか。
南部の鼻曲り (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)
なにしろ、そのギャランテー・ボートに乗りこんでいるてあいは、夜中の太陽（ミッドナイト・サン）が北から出ようと南から出ようと、海豹（シール）が一と晩に百ぺん吼（ほ）えようと、そんなことにはいっこう頓着しない。
南部の鼻曲り (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)