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『冬の王』
ふりがな文庫
『
冬の王
(
ふゆのおう
)
』
このデネマルクという国は実に美しい。言語には晴々しい北国の音響があって、異様に聞える。人種も異様である。驚く程純血で、髪の毛は苧のような色か、または黄金色に光り、肌は雪のように白く、体は鞭のようにすらりとしている。それに海近く棲んでいる人種 …
著者
ハンス・ランド
翻訳者
森鴎外
ジャンル
文学 > ドイツ文学 > 小説 物語
初出
「帝国文学」1912(明治45)年1月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
反
(
そら
)
過
(
あやまち
)
陥
(
おとし
)
怯
(
おそ
)
後
(
ご
)
日
(
じつ
)
浮木
(
うきき
)
空
(
くう
)
蹲
(
うづくま
)
鳥
(
ちょう
)
故郷
(
こきょう
)
朝食
(
あさしょく
)
気
(
げ
)
海象
(
かいぞう
)
瀲
(
みぎわ
)
燈
(
ともしび
)
磨
(
す
)
籠
(
かご
)
蔽
(
かく
)
赫
(
かがや
)
上
(
かみ
)
冠
(
かんむり
)
凭
(
よ
)
分疏
(
いいわけ
)
午前
(
ごぜん
)
卓
(
たく
)
夜
(
よる
)
好
(
よ
)
家
(
いえ
)
己
(
おれ
)
庇
(
ひさし
)
後
(
のち
)
沢
(
つや
)
海辺
(
かいへん
)
溜
(
た
)
留
(
と
)
畠
(
はた
)
籐
(
と
)
蔓草
(
つるぐさ
)
褪
(
さ
)
詫
(
わび
)
辺
(
へん
)
間
(
あいだ
)
靠
(
よ
)
鶏
(
にわとり
)
中々
(
なかなか
)
中隆
(
なかだか
)
中音
(
ちゅうおん
)
乞食
(
こじき
)
云
(
い
)
人世
(
じんせい
)
俯向
(
うつむ
)
倐忽
(
たちまち
)
側
(
そば
)
傲然
(
ごうぜん
)
僻遠
(
へきえん
)
冥想
(
めいそう
)
凪
(
な
)
出張
(
でば
)
出逢
(
であ
)
動悸
(
どうき
)
北国
(
ほっこく
)
匾額
(
へんがく
)
古卓
(
ふるづくえ
)
叩
(
たた
)
名告
(
なの
)
嘴
(
くちばし
)
噂話
(
うわさばなし
)
地極
(
ちきょく
)
坐
(
すわ
)
埋
(
うず
)
境
(
さかい
)
壺
(
つぼ
)
外
(
ほか
)
夜
(
よ
)
太子
(
たいし
)
失
(
う
)
奴僕
(
ぬぼく
)
好
(
い
)
如
(
ごと
)
如何
(
いか
)
威
(
おど
)
家
(
うち
)
寐
(
ね
)
寝台
(
ねだい
)
射
(
さ
)
小家
(
こいえ
)
尻
(
しり
)
嵌
(
は
)
工合
(
ぐあい
)
干場
(
ほしば
)
廻
(
まわ
)
弄
(
もてあそ
)
弦
(
つる
)
後
(
あと
)
微
(
かす
)
惹
(
ひ
)
憂鬱
(
ゆううつ
)
扁額
(
へんがく
)
折伏
(
しゃくぶく
)