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蔓草
ふりがな文庫
“蔓草”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つるくさ
89.1%
つるぐさ
10.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つるくさ
(逆引き)
Kさんのその
時分
(
じぶん
)
の
歌
(
うた
)
に、わがはしやぎし心は
晩秋
(
ばんしう
)
の
蔓草
(
つるくさ
)
の
如
(
ごと
)
くから/\と
空鳴
(
からな
)
りするといふやうな
意
(
こゝろ
)
があつたやうに
覺
(
おぼ
)
えてゐます。
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
娘の声は涙に咽んで、あやしくかき消されますが、繊手は
蔓草
(
つるくさ
)
のように父親の
身体
(
からだ
)
に
縋
(
すが
)
り付いて、死ぬまでもと争い続けて居ります。
悪人の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
蔓草(つるくさ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
つるぐさ
(逆引き)
そのわけは、工作機械がさびたまま転がっていたり、天井からベルトが
蔓草
(
つるぐさ
)
のようにたれ下っていたりしたからである。
骸骨館
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
台所には水棚も
水甕
(
みずがめ
)
も無く、漬物桶を置いたらしい杉丸太の上をヒョロ長い
蔓草
(
つるぐさ
)
が
匍
(
は
)
いまわっていた。空屋特有の湿っぽい、
黴臭
(
かびくさ
)
い臭いがプンと鼻を衝いた。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
蔓草(つるぐさ)の例文をもっと
(7作品)
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“蔓草(つる植物)”の解説
つる植物・蔓植物(つるしょくぶつ、en: climbing plant)は、自らの剛性で体を支えるのではなく、他の樹木や物体を支えにすること(つる性)で高いところへ茎を伸ばす植物のことである。蔓草(つるくさ、まんそう)、葛・蔓(かずら・かつら)などともいう。
(出典:Wikipedia)
蔓
漢検準1級
部首:⾋
14画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“蔓草”の関連語
蔓
蔦葛
“蔓”で始まる語句
蔓
蔓延
蔓薔薇
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