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蔓茘枝
ふりがな文庫
“蔓茘枝”の読み方と例文
読み方
割合
つるれいし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つるれいし
(逆引き)
蔓苦菜
(
じくばり
)
や
蔓茘枝
(
つるれいし
)
が逼ひ出してゐる竹籔の間の崖径を降つて、
葦
(
よし
)
の穂が伸びかかつてゐる川ふちに、彼は一散に駆け降りた。
繰舟で往く家
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
狭き庭の中垣ともいわず
手水鉢
(
ちょうずばち
)
ともいわず朝顔を這いつかせたり。
蔓茘枝
(
つるれいし
)
の花もまじり咲く。
草花日記
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
味覚の発達した今の人の物を喰べるのは、其の持前の味以外に色を食べ
香気
(
にほひ
)
を食べまた
趣致
(
おもむき
)
を食べるので、早い
談話
(
はなし
)
が
蔓茘枝
(
つるれいし
)
を
嗜
(
す
)
くといふ人はあくどい
其色
(
そのいろ
)
をも食べるので。
茸の香
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
蔓茘枝(つるれいし)の例文をもっと
(3作品)
見る
“蔓茘枝”の意味
《名詞》
ウリ科ツルレイシ属の一年生の植物。にがうり。ゴーヤ(ゴーヤー)。
(出典:Wiktionary)
“蔓茘枝(ツルレイシ)”の解説
ツルレイシ(蔓茘枝、蔓荔枝、学名: Momordica charantia var. pavel)は、ウリ科の植物の一種、およびその果実である。原産地は熱帯アジア。おもに未熟な緑色の果実を野菜として利用する。一般的には、ニガウリ(苦瓜) もしくはゴーヤーと呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
蔓
漢検準1級
部首:⾋
14画
茘
漢検1級
部首:⾋
9画
枝
常用漢字
小5
部首:⽊
8画
“蔓”で始まる語句
蔓
蔓草
蔓延
蔓薔薇
蔓苔桃
蔓葛
蔓繩
蔓菁
蔓衍
蔓艸
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“蔓茘枝”のふりがなが多い著者
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薄田泣菫
牧野信一