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蔓艸
ふりがな文庫
“蔓艸”の読み方と例文
読み方
割合
つるくさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つるくさ
(逆引き)
薄片鐵
(
ブリキ
)
を塗りて葉となしたる
蔓艸
(
つるくさ
)
は、幾箇のさゝやかなる
亭
(
あづまや
)
に纏ひ附きて、その間には巧に盆栽の
橘柚
(
オレンジ
)
等を
排
(
なら
)
べたり。亭の前なる梢には剥製の
鸚鵡
(
あうむ
)
の
止
(
と
)
まりたるあり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
騎者等の我を
拉
(
ひ
)
き往くは、とある洞窟の一つにて、その入口は
石楠
(
エピゲエア
)
の枝といろ/\なる
蔓艸
(
つるくさ
)
とに隱されたり。我等は足を
駐
(
とゞ
)
めつ。
徐
(
しづ
)
かに口笛吹く聲と共に、扉を開く響す。再び數級の
石磴
(
せきとう
)
を下る。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
蔓艸(つるくさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蔓
漢検準1級
部首:⾋
14画
艸
漢検1級
部首:⾋
6画
“蔓”で始まる語句
蔓
蔓草
蔓延
蔓薔薇
蔓苔桃
蔓葛
蔓衍
蔓繩
蔓菁
蔓茘枝