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干場
ふりがな文庫
“干場”の読み方と例文
読み方
割合
ほしば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほしば
(逆引き)
市中繁華な町の倉と倉との間、または荷船の
込合
(
こみあ
)
う堀割近くにある閑地には、今も昔と変りなく折々
紺屋
(
こうや
)
の
干場
(
ほしば
)
または
元結
(
もとゆい
)
の
糸繰場
(
いとくりば
)
なぞになっている処がある。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
今度は返事も
喉
(
のど
)
で殺し、だまって押入れから
編笠
(
あみがさ
)
を取って渡しましたが、幸い、裏は
紺屋
(
こうや
)
の
干場
(
ほしば
)
つづき、さっきのウカツな声とても、近所へまで聞かれたとは思われません。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし長屋は右側ばかりで、左側の空地は
紺屋
(
こうや
)
の
干場
(
ほしば
)
にでもなっているらしく、所まだらに生えている低い秋草が雨にぬれて、一匹の野良犬が寒そうな顔をして餌をあさっていた。
半七捕物帳:12 猫騒動
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
干場(ほしば)の例文をもっと
(8作品)
見る
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
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ハンス・ランド
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吉川英治
永井荷風
岡本綺堂