“冥想”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいそう95.7%
めいさう4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを二、三の友達が誤解して、冥想めいそうふけってでもいるかのように、の友達に伝えました。私はこの誤解を解こうとはしませんでした。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
何かしら魔法的な力によってどうしても冥想めいそうに沈まなければならないような驚くべき心理状態に襲われてしまうあの空々漠々たる時間のあいだ
勉強記 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
蕭条せうでうとした草木の凋落てうらくは一層先輩の薄命を冥想めいさうさせる種となつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)