“伊太”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いた50.0%
イタ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西は明るいが、東京の空は紺色こんいろに曇って、まだごろ/\遠雷えんらいが鳴って居る。武太ぶたさんと伊太いたさんが、胡瓜きゅうりの苗を入れた大きな塵取ごみとりをかゝえて、跣足はだしでやって来る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「ご免なすって」と人相は悪いがりゅっとした服装の伊太イタ公、フローは、まだ若くガルボ的な顔だち。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)